ColorCert Suite（カラーサート・ソフトウェア一覧）

パッケージ印刷のワークフローは、ブランドオーナー、デザイン代理店、プリメディア業者、インクメーカーが共存する複雑な環境です。そのため、正確な色と印刷を一貫して管理することが大きな課題です。ColorCert ソフトウェアは、社内と外部の関係者間のコミュニケーションを簡素化。プリプレスやインキルームから生産工程管理まで、あらゆる情報を一つのワークフローにまとめ、色と印刷仕様を厳密に管理します。

印刷業者／パッケージ・コンバーター向けの ColorCert

ColorCert ソフトウェアの目的は、印刷工程、基材、業界基準を問わず、パッケージ印刷における複雑な CMYK、拡張ガモット、スポットカラーのワークフローを管理することです。モジュール式のツールを用いてコミュニケーションの簡素化を図り、実用的なデータを提供。既存の人材、工程、技術を最大限に活用します。

ブランドオーナー向けの ColorCert

ブランドオーナーにとって、正確かつ一貫した色と印刷を確保するのは困難な作業です。多数のブランドの一貫性は、現場の印刷機の承認に依存しているため、繰り返し作業の場合はさらに困難です。従来のサンプルを提出するアプローチでは上手く管理できず、サンプルを事前に再現できないまま製品が店頭に並ぶことになります。これでは、最終的に問題が生じても仕方ありません。

ColorCert ソフトウェアは、印刷条件に基づいて的確なカラーデジタルコミュニケーションを実現。それぞれの印刷作業に分かりやすいデータをリアルタイムで表示します。リアルタイムのスコアカードデータをレポートに出力。G7 や PSO のガイドラインなど、ブランドオーナーの仕様を満たし、承認過程をスピードアップします。また、現場における印刷機の検証が不要になるため、時間とコストの削減に直結します。

ColorCert のスコアカード方式を利用する多くのブランドオーナーとコンバーターは、プレスシート別ではなく、パフォーマンスの履歴データを全体的に評価するようになってきています。

プレメディア用 ColorCert

プレメディアでは、カラーパフォーマンスを管理・記録することがサービスの向上につながります。色分解が意図した通りに再現されてること、より良好なカラーマッチングを行うためにどのような調整が必要かを把握することが重要です。