軽量でコンパクトサイズの小型分光測色計のため、持ち運びが簡単です。小型分光測色計は、印刷機、ラボ、入庫などにおいて、様々な表面からカラーデータを効率的に測定するツールです。
エックスライト社の小型分光測色計(ポータブル型)は、複数の光学幾何条件を用いて多様なサンプルを測定し、一貫性と精度を確保します。下記から各製品をご覧ください。または弊社までお問い合わせください。皆様の用途に適した小型分光測色計をご紹介します。
分光濃度・測色計シリーズ「eXact™」市場初の特許認定 Mantis™ ビデオターゲティングやデジタル ルーペのズーム技術など、革新的な機能を備えた eXact 2 は、印刷会社、コンバーター、インクサプライヤーに最適な製品です。
光沢は色に影響するため、表面の反射測定を行う際は十分に注意する必要があります。積分球分光測色計は全角度で反射する反射光を測定し、人間の目が認識する形式に最も近い測定値を計算します。一般的にはテキスタイル、絨毯、プラスチックなどの測色に使用されます。また、メタリックインキ、ホイル印刷、光沢度の高い表面などの鏡面にも適しています。
積分回路の内部は反射率の高い白色表面となっており、光源は後部に備わっています。バフルは光がサンプルを直接照明することを防ぎ、拡散照明を提供します。サンプルと光沢の角度は垂直線から 8° の場所で観察され、それが正反射光ポートの位置となります。リファレンスビームのポートは、積分球の壁面をモニタリングし、照明の全ての変動を考慮します。
積分球分光測色計は、SCI(=SPIN、正反射光含む)およびSCE(=SPEX、正反射光除去)の2つの方法で反射測定を行います。測定時に光沢の影響を含む測定の場合は、正反射光ポートは閉じた状態になります。光沢の影響を除去する測定の場合は、正反射光ポートを開き、正反射光が抜けるように測定します。テクスチャや光沢は、サンプルへの影響がそれぞれ異なります。高反射性素材やテキスタイル素材では特に注意が必要です。正反射光込みの測定は、光沢やテクスチャの影響をすべて含みます。一方、正反射光除去の測定では、サンプルの正反射光を除いた特性を測定します。
ラボを対象とした装置「ポータブル積分球分光測色計 Ci60 シリーズ」は耐久性に非常に優れています。使いやすいインターフェースで、合否判定を分かりやすく表示します。デュアルスポット機能(Ci64のみ)は、測定径を4mm&8mm または 14 mmが選べ、、多様なサンプルサイズに柔軟に対応します。また、専用アクセサリー製品を使用し、測定が難しいサンプルの品質管理も行います。
Ci60 シリーズには、スタンドアロン式の Ci60 から、高度な精度を発揮する Ci64 をご用意しています。複数の構成で使用可能な下記装置は、正反射光・除去の同時測定、相関光沢、UV 機能(Ci64UVのみ)を装備し、多様な製品やパッケージの高反射な表面や、不規則な表面を正確に測定します。
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製品の差別化によく使用される特殊効果は、一般の測色計では測定・管理が困難です。特殊効果を持つ基材の特性を正確に把握し、隣接する部品との一貫性を確保するためには、色彩、粒子輝度感、粒子感を正確に特徴付ける多角度分光測色計が必要となります。
多角度分光測色計は、私たちが左右に動くようにしてサンプル色を観察したり、サンプルを回転させてあらゆる角度を見たりするような状況を再現します。これらの装置は、マニキュアや自動車塗装などの、特殊な顔料や、雲母またはパール系などの特殊効果を持つ添加物を含む色を測定します。
エックスライト社の多角度分光測色計「MA シリーズ」は、特殊効果のある色材管理の指標設定を行い、色彩、粒子輝度感(MA-Tシリーズ)、粒子感(MA-Tシリーズ)の測定に対し、優れた繰り返し精度と再現機能を発揮します。RGB カメラ(MA-Tシリーズ)と白色照明が備わった MA 装置は、特殊効果を持つサンプルを測定し、人間の目が色を認識するのと最も良く似た方法で合否判定を行います。
操作が簡単な MA シリーズは、中央にセットされたアパーチャーとポジショニング用ピンを用いて安定した測定をサポートします。使い方が簡単なタッチスクリーンは、測定範囲のプレビューをリアルタイムで出力し、正確なスポット測定を行います。MA シリーズは過酷な生産現場における耐久性を維持し、持ちやすいデザインは優れた精度を発揮します。
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最も一般的な分光測色計で、サンプルに固定された角度(通常 45º)から反射光を測定します。光沢を除去し、人間の目が認識する形式に最も近似する再現を行います。これらの装置は通常、印刷やパッケージ印刷に使用される用紙などの、スムーズまたはマット表面上の測色に使用されます。
eXact(イグザクト)シリーズは、印刷とパッケージ印刷に高い測色基準を設定します。45:0 ハンドヘルド分光測色計はタッチスクリーンと簡単な操作により、直感的なデータ入力と分析が可能で、多忙なプレスルームに最適なツールです。eXact(イグザクト)はワイヤレス操作のキャリブレーション、仕様、データ取り込み機能を提供。現場におけるリモート使用が可能で、データを保存する際も電源は不要です。また、装置の保存機能は、ジョブのプリセットやカラーライブラリを素早く参照します。
X-Rite eXact(イグザクト)の各種モデルには、一般的な濃度計から高度なカラーマネージメントツールが揃っており、ニーズの変更に応じて現場でのグレードアップが可能です。
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弊社のカラースペシャリストが、皆様のニーズに最も適したハンドヘルド分光測色計をご紹介します。
本書では、特殊表面を測色する方法とツールを説明し、それに対する積分球45°/0°およびマルチアングルの分光測色計の特長を比較しています。
A spectrophotometer can help you achieve and communicate accurate color. Here are resources to help you set it up and get the most from your spectrophotometer.
本ウェビナーでは、多角度分光測色計がメタリックや真珠光沢のような特殊効果のある表面をどのように測定できるかご紹介します。