361T をベースでゼロに設定できません。

透過濃度計でアミ点を測定する際は、機器をフィルムのベースに「ゼロ」設定する必要があります。 ネガフィルムの測定時、フィルムの透明の部分はベタインキの範囲を表し、ゼロ設定作業は 100% に設定します。 同じようにポジフィルムを測定する際、フィルムの透明の部分はベタインキの範囲を表し、ゼロ設定作業は 0% に設定します。

361T でこれらの既定値を変更することが可能で、その他の値に「ゼロ設定」します。 これはアミ点のある最小値に合わせて行うことが可能です。(例:+Dot に 3% または -Dot に 98%) しかし、値は不意に変更されることがあり、機器が壊れているように見える時があります。 361T を 0% または 100% にゼロ設定しても、繰り返し他の数値に戻る場合は、次の手順で問題を解決してください。

濃度基準
  • 「Density」機能を選択します。 フィルタ(Ortho または UV)を選択します。
  • ZERO」 キーを押し下げます。 2、3秒後に「REF」が表示されます。 表示されているフィルタ(Ortho または UV)を確認してください。
  • ZERO」キーを押し下げながら、「COLOR」キーを押して基準値を上げるか、または 0.00R と表示されるまで「FUNCTION」キーを押しながら表示される基準値を下げます。
  • ZERO」キーを離した後、「COLOR」を押してフィルタを Ortho から UV、または UV から Ortho に変更します。
  • ZERO」キーを押し下げ、次に「COLOR」キーを押して基準値を上げるか、または 0.00R と表示されるまで「FUNCTION」キーを押しながら表示される基準値を下げます。
  • その後「ZERO」を離し、「FUNCTION」キーを押して終了します。

正のアミ点リファレンス

  • 次に正のアミ点(+Dot)機能を選択します。
  • ZERO」 キーを押し下げます。 2、3秒後に「BASE」が表示されます。 表示されているフィルタ(Ortho または UV)を確認してください。
  • ZERO」キーを押し下げながら、「COLOR」キーを押してベース値を上げるか、または 0B と表示されるまで「FUNCTION」キーを押しながら表示されるベース値を下げます。
  • ZERO」キーを離した後、「COLOR」を押してフィルタを Ortho から UV、または UV から Ortho に変更します。
  • ZERO」キーを押し下げ、次に「COLOR」キーを押してベース値を上げるか、または 0B と表示されるまで「FUNCTION」キーを押しながら表示されるベース値を下げます。
  • その後「ZERO」を離し、「FUNCTION」キーを押して終了します。

負のアミ点リファレンス

  • 次に負のアミ点(-Dot)機能を選択します。
  • ZERO」 キーを押し下げます。 2、3秒後に「BASE」が表示されます。 表示されているフィルタ(Ortho または UV)を確認してください。
  • ZERO」キーを押し下げながら、「COLOR」キーを押してベース値を上げるか、または 100B と表示されるまで「FUNCTION」キーを押しながら表示されるベース値を下げます。
  • ZERO」キーを離した後、「COLOR」を押してフィルタを Ortho から UV、または UV から Ortho に変更します。
  • ZERO」キーを押し下げ、次に「COLOR」キーを押してベース値を上げるか、または 100B と表示されるまで「FUNCTION」キーを押しながら表示されるベース値を下げます。
  • その後「ZERO」を離し、「FUNCTION」キーを押して終了します。