ディスプレイの中には、広いダイナミックレンジを持ち、極めて低い輝度の極めて暗いブラックを出力することができるものがあります。i1Pro 2のような分光測色計を使用する場合、暗い色の測定にノイズが発生し、プロファイルの品質にわずかな影響を与えることがあります。
i1Profilerは既定で、暗い色に対する測定時間が延長されるため、i1Pro 2で照明をより収集し、より正確な測定値を出力することができます。i1Pro 2の測定速度を上げてプロファイルの作成時間を短縮する場合は、[高速測定モード] を有効にしてください。このモードが有効になっていると、i1Profilerの測定が加速され、プロファイルの作成時間を早めることができます。
注記: 高速測定モードを使用すると、極めて暗いブラックを出力できるディスプレイに対し測定時にノイズが発生する場合があります。ほとんどの場合、プロファイル品質の差はわずかです。但し、ディスプレイが極めて低い輝度でブラックを出力することが可能な場合、このオプションを無効に設定してください。