シリアル機器を購入されシリアルポートがない PC に接続する場合、USB ポートがあれば大丈夫です。エックスライト社では、「Keyspan model USA-19HS」USB - シリアルアダプターを推奨しています。 ドライバーをインストールするソフトウェアのインストール CD および「Keyspan USB Serial Adapter Assistant」と共に出荷されます。この「Keyspan USB Serial Adapter Assistant」で、PC のポートの割り当てを変更でき、必要な「COM1」、「COM2」、「COM3」または「COM4」 を選択できます。 エックスライト社の製品の中には、分光測色計と通信するために「COM1」、「COM2」、「COM3」または「COM4」に割り当てられたポートに接続しなければいけない製品があります。 USB - シリアルアダプターがインストールされており、分光測色計が正しく接続されているにも拘わらず、これらの製品のソフトウェアを開く際に通信エラーが発生するようであれば、アダプターが必要な「COM1」、「COM2」、「COM3」または「COM4」以外のポートを選択している可能性が高いです。 「Keyspan model USA-19HS」がインストールされていれば、次の手順を実行してください。
Com ポートの設定 / 変更
[プロパティ] タブに現在の設定が表記され、[ポートチェック] をクリックして調べることが可能です。 [PASSED]または[FAILED] が [Serial Test Status] ボックスに表示されます。
[ポートマッピング] タブで [Keyspan USB Serial Adapter] に対し別の通信ポートを設定することが可能です。変更する前に [Show All COM Assignments] を選択してください。 下記に「COM2」が使用されておらず、選択される例が示されています。 [ダイナミック] モードを選択すると、PC の各 USB ポートに接続できるようになります。
COM ポート(この例では COM2)を選択すると、確認ウィンドウが表示されます。 正しい COM ポートが選択されていることを確認し(この例では「COM2」)、「はい」を選択して続行します。
ポートが再度割り当てられたことを意味する2つ目の確認ウィンドウが表示されます。 [OK] を選択します。
コンピュータを再起動して設定を有効にします。
[Keyspan USB Serial Adapter Assistant] の詳細にアクセスするには、[ヘルプ] タブから [使用説明書] を選択します。
コレステロール 1,2,3 の COM ポート設定
PREVU* ソフトウェアが使用されている場合、「COM1」、「COM2」、「COM3」または「COM4」になっている限り、分光測色計は自動的に正しい COM ポートを選択します。 コレステロール 1,2,3 ソフトウェアが使用されており、次のエラーが発生する場合は、ソフトウェアを起動してください。
[Error] ウィンドウで [OK] を選択すると、コレステロール 1,2,3 の開始画面が表示されます。 下記に赤の丸で表記された [Options] をクリックします。
次に表示されるウィンドウで、正しい COM ポートを選択し(この例では「COM2」)、[OK] を選択してください。
ソフトウェアを閉じて、起動し直して調べます。 正しく設定されていれば、通信エラーは発生しません。