eXact 2 ファームウェア v1.3.170

名前: eXact™ 2 ファームウェア

バージョン: v1.3.170

旧バージョン: v1.2.247

リリース日: 0001年1月1日

ファイルタイプ: 装置のファームウェア

ファイルをダウンロード: PC / Mac

注記:

eXact 2 ファームウェア リリース(v1.3.170)では、すべての eXact 2 モデルをサポートし、次の改善を導入しています。

メディアリングのリリース

  • アクセサリーの「メディアリング」をサポートし、フィルム等の半透明基材を測定する際の eXact 1 とのモデル間における器差を向上します。

装置のセキュリティ

  • WEP および TKIP Wi-Fi プロトコルは、セキュリティの脆弱性によりサポートが終了しました。装置の適切な操作とネットワークのセキュリティを確保するには、WPA2 または WPA3 暗号化に切り替えてください。

G7 の改善

  • G7 概要画面が向上されました。
  • G7 数学、静的・動的 G7、ニュートラル濃度の計算機能等が向上されました。
  • ユーザーインターフェースを含む、その他の問題点が修正されました。

通信の改善

  • USB 通信が向上されました。
  • X-Rite Link の通信が向上されました。
  • 装置から eXact Suite へカラーライブラリを転送する機能が修正されました。
  • Wi-Fi 機能が向上されました。

メーカー再校正/NetProfiler の改善

  • NetProfiler のデジタル署名に対する、レポート出力のハードウェア設定が修正されました。
  • キャリブレーション完了後、および起動時に表示されていた NetProfiler のアイコンが修正されました。

電源管理の改善

  • 電源に接続されたドッキングステーションに装置がある状態で、電源ボタンを長押しした際の処理に [終了] が追加されました。
  • 電源オプションの説明が追加されました。
  • ビデオターゲットに対する、既定のタイムアウト時間が 15 秒に変更されました。

ユーザーインターフェース/機能の改善

  • システム全般の安定性が向上されました。
  • [ジョブ選択] フィルター下に [最近のオプション] が追加されました。
  • 装置の測定値が散発的にドロップされていた DRS のバグが修正されました。
  • 2 バイト文字の漢字表示が修正されました。
  • 隠ぺい力画面の日本語表示が修正されました。
  • 測定時の 8B エラーコードが修正されました。
  • テーブル調整や、その他の画面における文字切れの問題が修正されました。
  • クイックライブラリを消去する際に、無限に回転していたホイールのバグが修正されました。
  • キャリブレーションに失敗していたバグが修正されました。
  • ベストマッチ機能が向上されました。
  • [ジョブの概要] および [色彩グラフ] の表示中に、ターゲットウィンドウを開けるようになりました。
  • アプリケーションの切り替え時に、測定ボタンがロックされていた問題が修正されました。
  • [クイックライブラリ] の機能名が統一されました。
  • その他のバグが修正されました。

v1.3.170 の注意事項

  • 装置がクラッシュしていた原因の [ベストマッチグラフ] 機能が一時的に削除されました。これは、2024 年第 4 四半期にリリース予定のファームウェアバージョンで置き換えられます。
  • [デジタルルーペ] を最初に実行する際に、画像をキャプチャできない場合があります。ビデオターゲットがタイムアウトした場合は測定ボタンを再度押し、カメラを有効に設定すると正常に機能します。この問題は次のファームウェアで対応予定です。

パフォーマンスの秘訣:エックスライト社では装置全体のパフォーマンスを向上するために、ビデオターゲットのタイムアウトを 15 秒に短縮・設定しています。この設定は [装置の設定] → [電源設定] → [ターゲットのタイムアウト] から変更可能です。