スキャナターゲットおよび基準値ファイルを認識するには

モナコシリーズのソフトウェアと出荷されるスキャナターゲットは、3つの目的別の形式になっています。

これらのターゲットは「IT8ターゲット」として知られています。その理由は、全てが関連する基準色のペアに準拠するためです。

この基準色の名前は、常にグレーステップ下のターゲットの左下に表示されます。基準色名の下は、ターゲットの日付およびバッチ情報を表すコードです。

さらに、各ターゲットには通常、メーカーを認識するロゴ形式のマークが付いています。これはターゲットの下余白で、通常は右に表示されています。

ブランド、形式、メーカー情報は、特定のターゲットに適切な基準値ファイルを判断するに必要な全ての情報です。購入されたソフトウェアやバンドルにより、Monacoまたはコダック製のターゲットが付属しています。どちらかを認識する方法はこちらです。


Monaco IT8ターゲット

Monaco IT8ターゲットは赤、白、青のMonacoシステムのロゴが下余白の右側にあります。


Monaco 5x7反射ターゲット

反射5x7ターゲットは、バッチ情報の形式がMONRYYYY:MM-BBとなっています。(下記参照)

Monaco反射IT8ターゲットの基準値は、常に.mrfが接尾語となっています。従って、MONR2003:11-01と記載されたIT8ターゲットの場合、MONR2003.11.01.mrfという名前の基準値ファイルを検索してください。


Monaco 4x5透過ターゲット

Monaco 4x5透過ターゲットは反射ターゲットと良く似た形式を持ち、MONT45YYYY:MMは以下を表します。

Monaco透過IT8ターゲットの基準値は、.txtが接尾語となっています。 MONT45:2003:07と記載されたIT8ターゲットの場合、MONT45.2003.07.txt.という名前の基準値ファイルを検索してください。


Kodak IT8ターゲット

Kodak IT8はQ60ターゲットとも呼ばれており、下余白の右側にコダック社のロゴがあります。コダック社のロゴの左には、「Q-60XX Target for...」と記載されており、ターゲットおよび基材のタイプを指定する下記のいずれかの接頭辞です。

Kodak IT8ターゲットは基準色名の下に製造月日が次のように記載されています: 2002:11。同社の基準値ファイルは上記のいずれかの接頭番号で始まり、製造年月日、そして接尾番号.Q60で終わります。ここにいくつかの例を挙げてみましょう。


基準値ファイルを検索するには

基準値ファイルの場所はOSによります。

Monacoソフトウェアは、通常この場所を自動的に参照します。Windowsで基準値ファイルをロードする際は、ファイルタイプ:の項目をKodak Reference file (*.Q60)など、検索する基準値ファイルに変更する必要があります。