ハンドヘルド装置から、正確な測定値が出力されない場合があります。ほとんどのケースでは、サンプルが正しくセットされていないことが原因です。またキャリブレーションが正しく行われていないと測定値にも影響します。
校正基準板の清掃は定期的に行い、未使用中は保管してください。白色校正基準板は、埃のない乾いた布 (レンズクリーナー用) で拭いてください。必要であれば、脱イオン水を使用します。機器および校正基準板はセットになっていますので、他のものと一緒にしないように気を付けてください。
測定するサンプルが同様にセットされていることを確認してください。例えば、測定時には機器を同じ方向に維持します。サンプルの表面、塗装、形状、外見にも変化がないようにしてください。
ターゲットウィンドウの位置も大切です。サンプルを何処からどのように見るかを判断します。正しく設定されていないと観察エリアを邪魔することもあります。
とにかく一貫性が大切です。良い習慣を身に付け、時間とコストの節約につなげましょう。