IntelliTrax のメンテナンス
- 清掃:装置の外側は、必要に応じて中性洗剤を入れた水で濡らした布で拭いてください。
- オプチクスの手入れ:オプチクスの清掃は、普通に使用されている場合は週に一回、汚れや埃の多い環境では頻繁に行う必要があります。装置をゆっくりと持ち上げ、きれいな、また乾燥した空気を一気に入れてください。これで、オプチクスの部分に溜まった埃を取り除くことができます。警告:圧縮不活性ガスとしてフレオンを使う缶は絶対に逆さまにしないでください。オプチクスを損傷する恐れがあります。
- スキャニングトラックの清掃:トラック吸引孔内をクリーニングするために、バキュームポンプの吸気と排気のポートを逆にしないでください。これにより、トラックの埃が測定ヘッドのオプチクスに入ってしまいます。溶剤や漂白剤は絶対に使わないでください。システムのいかなる部分にも、油を (種類を問わず) 使用しないでください。
- 白色基準板の清掃:トラックの白色キャリブレーション基準板は毎日清掃が必要です。この清掃は1~2分で簡単に行えます。
- リファレンスカードの清掃:リファレンスカードは、しみ、埃や指紋に大きく影響されます。リファレンスカードは、レンズ拭きなどの柔らかい布できれいに拭いてください。また使用後は、直ちに専用の封筒に戻してください。
- スキャニングヘッドの清掃:溶剤や漂白剤は絶対に使わないでください。普通の使用において、スプレー噴霧、用紙の埃やちり、パウダーなどの汚染物質が機器のオプチクスに入る場合があります。そのため機器の感度が影響され、キャリブレーションエラーにつながる恐れがあります。下記の順序に従って、光学部品の清掃を行ってください。