ATS システムは 530 ハンドヘルド分光濃度計をサポートします。 ATD はサポートしませんが、500 シリーズをご使用の際は測定値を検証してください。 スキャナとハンドヘルドの測定値が一致しない場合、いつくかの作業を実行します。
1. スキャナおよびハンドヘルドの両設定が全く同一であることを確認してください。 ステータスが両機器に同じように設定されている、両方とも [絶対値] または [-用紙] のいずれか(両方に一つ)を測定している、そしてハンドヘルドが [-基準値] に設定されていないことを確認してください。 ハンドヘルドをチェックするには、[濃度] 機能に進み、[オプションメニュー] の設定を確認してください。 スキャナの設定は、ソフトウェアの [ツール] > [オプション] > [一般] で検証できます。
2. ガラス専用クリーナーまたは消毒用アルコールでスキャナのトラックを清掃します。 トラックの校正基準板を、埃のない乾いた布 (レンズクリーナー用) で拭いてください。 スキャナのトラックの校正基準板がトラックと水平で、トラックより低くなっていないことを確認してください。 ヘッドおよびトラックのキャリブレーションを実行します。 ヘッドをドッキングステーションから約 15cm 程移動させ、ヘッド下の2本の親ねじを緩めて、トラックから取り外します。 機器オプチクスに圧搾空気を吹き込んでください。
3. ハンドヘルドの校正基準板を拭いてください。 [フルキャリブレーション](ブラックおよびホワイト)を実行します。 530 のブラック校正を実行するには、ウェブサイトのサポートページから「500 のブラック校正」をご参照ください。