証明書の再発行は本当に必要ですか?

Q: エックスライト社の分光測色計に対する証明書の期間に関する質問です。 多くのユーザーは18ヶ月後に機器の証明書の再発行をしていません。 これは精度や反復性の仕様をどのように変更しますか? Thanks for your help.

A: エックスライト社では、通常の証明書の間隔に12ヵ月を推奨しています。 新しい機器は、流通を考慮して製造日から18ヶ月間となっています。

弊社は ISO 9001 認可企業です。 カラー&アピアランス製品は、キャリブレーションラボに適用するより厳密な ISO 17025 に準拠します。 ISO 17025 の一つの条件は、メーカーやキャリブレーションラボではなくお客様がキャリブレーション間隔を設定することです。 弊社では一般的に毎年行う校正を推奨していますが、お客様が各自の状況に合わせて決定される必要があります。

その結果として測定値不良の可能性が生じることも十分に考慮してください。 準拠しない機器がワークフローで簡単に発見できたり、測定値不良がわずかなものであれば、エラーメッセージが表示されるまで機器を校正に出す必要はありません。

明らかに、機器が完全に機能する校正期間は誰も保証できません。 機器の正常な性能を確認するため定期的にチェックすることが大切です。 エックスライト社認可の修理センターにおける校正および証明書の再発行は、機器がメーカーの最新仕様を満たすことを保証します。 これは機器が国内規格に準拠していることを再証明するものです。 さらに構成部品の分析および必要に応じて部品交換を検討することで、今後の問題も削減されます。

精度および反復性に関しては、12ヵ月または18ヵ月後でも機器の仕様が逸れることはないと思われます。 しかし環境や使用度により、ランプや電子部品が消耗し、仕様から逸れてしまう機器もあります。