技術サービス情報 | |
情報番号 |
発行日 |
XR-0910-1005 |
2009年10月1日 |
件名 | |
自動バキューム停止は、ローカルコンピュータツールの設定よりも優先されます。 |
影響を受ける機種 |
ファームウェアのバージョン |
ソフトウェア バージョン |
ITX - 濃度 |
バージョン 09609 |
バージョン 1.3.1 ~ 1.5 |
ITX - 分光 |
バージョン 09609 |
バージョン 1.3.1 ~ 1.5 |
ITX - ICC |
バージョン 09609 |
バージョン 1.3.1 ~ 1.5 |
[ローカルコンピュータ設定ツール] で [自動バキューム停止] ボックスにチェックが入っており、[間隔] が 0 以外の [x] 分に設定されている場合、測定に対し、ポンプは [x] 分が過ぎるまで開始されません。
状態:
新しいファームウェアの変更により、間隔が1分に設定されている場合(下記例)でも、バキュームポンプはヘッドがホームポジションに戻り次第 OFF になります。 ソレノイド付きの旧型ポンプの場合、ソレノイドは ON の状態のままになります。 最初の測定直後に測定を行うと、ポンプは1分間隔が経過するまで開始されません。
ソフトウェア:
1. 1.3.1 以前のバージョンの ITX は、現在のソフトウェアに更新する必要があります。
2. 1.3.1 以降のソフトウェアには、間隔タイマーを「0」に設定してください。(下記参照)
ポンプ:
1. ポンプに取り付けられたソレノイドを取り外します。
バキュームポンプに付いたソレノイドの取り外し手順
a) バキュームポンプのコントロールボックスからバキューブポンプの電源コードおよびソレノイド用電源アダプターを取り外します。(2). ソレノイド用電源アダプターは今後必要ありません。
b) ソレノイドおよび排気ポート(7)からホースを取り外します。
c) バキュームポンプを筐体から取り外します。
d) ソレノイドケーブル (1) をコントロールボックス (2) から切断し、タイバンド (3) を切りケーブルをバキュームポンプに固定させます。
e) バキュームポンプからソレノイド (4)、突出部 (5)、ブッシング (6) を取り外します。
f) 新しい吸気ポート (7) を「IN」ポートに取り付けます。
g) バキュームポンプを筐体内に組付けます。
h) バキュームホースを新しい吸気ポートの「IN」ポートに接続します。
i) 電源コードをコントロールボックスに挿入してください。