Win 7:グラフィックカード/ビデオLUTの問題に対するトラブルシューティング
Windows 7は第一世代のWindowsシステムで、コンピュータの起動時に、モニタプロファイルのキャリブレーションカーブをビデオLUTにロードすることができます。但し、Windows 7はこれを実行するよう既定で設定されていません。トラブルシューティングの最初のステップとして、次を実行してください。
管理者としてコンピュータにログオンされていることを確認してください。 キャリブレーションカーブを既定でビデをLUTにロードするように、Windows 7を設定してください。[コントロールパネル] から [色の管理] を開くと、ユーザーレベルの [色の管理] の設定ウィンドウが開きます。[デバイス] タブから [このデバイスに自分の設定を使用する] を選択し、関連プロファイルリストで、作成したモニタプロファイルが選択されていることを確認してください。[詳細] タブをクリックし、オプションを [Windows のディスプレイ調整を使用] に切り替えます。これがビデオLUTのロードをコントロールします。 注記: [Windows のディスプレイ調整を使用] がグレー表示されている場合は、ウィンドウ左下の [システムの既定の変更] をクリックすると、システムレベルにおける色の管理の設定ウィンドウが表示されます。ここでは、関連プロファイルに変更を適用しないでください。[詳細] タブをクリックし、[Windows のディスプレイ調整を使用] オプションを選択します。全てのウィンドウを終了します。 注記: XRGammaは、[スタート] -> [プログラム] -> [スタートアップ] メニューから削除されますが、ここにあっても問題はありません。
この手順で問題が解決しない場合は、次を実行してください。
メーカーよりグラフィックカードに指定されたドライバがインストールされており、また最新のものであることを確認してください。(システムの一般ドライバは使用しないでください。) これを確認するには、コントロールパネルの [画面] から [ディスプレイの設定の変更] -> [詳細設定] -> [アダプタ] -> [プロパティ] -> [ドライバ] から [ドライバの更新] を実行してください。 他のメーカーよりグラフィックカードに指定されたカラーコントロールツールがあれば削除してください。(例:ATI Catalyst Control Center) 注記: カードのドライバ自体は絶対に削除しないでください。これを確認するには、追加のソフトウェアがインストールされている場合、システムの [コントロールパネル] の [プログラムの追加と削除] からソフトウェアを検索し、削除してください。 Windows Defenderを無効に設定します。 コントロールパネル [Windows Defender] から [ツール] -> [オプション] -> [管理者] を選択します。[このプログラムを使用] のオプションからチェックと外します。保存した後、ウィンドウを終了し、コンピュータを再起動してください。参照: http://www.xrite.com/product_overview.aspx?ID=1115&Action=support&SupportID=4639 UAC(ユーザーアカウントコントロール)を無効に設定します。[コントロール パネル] の [ユーザー アカウント] から [ユーザー アカウント制御設定の変更] を選択し、表示スライダーを [今後、この通知をしない] のレベルまで下げます。コンピュータを再起動してください。注記: 場合によっては、UACをOFFにした状態でi1Profilerソフトウェアを再インストールする必要があります。参照: http://www.xrite.com/product_overview.aspx?ID=1115&Action=support&SupportID=4378 システムの半透明のデスクトップテーマ「Aero」をOFFにしてください。[コントロールパネル] に進み、[個人用設定] を開きます。「Aero」ではなく、「Windows 7 Basic」を使用してください。注記: 「Aero」モードが選択されていると、i1Profilerソフトウェアは一時的にモニタの測定中にクラシック/ベーシックモードを変更します。 Windowsのファイヤウォールや他社のセキュリティツールはXRGammaをブロックすることがあります。 XRGamma.exeをプログラムの例外リストに追加します。XRGamma.exeは、C:\Program Files\X-Rite\i1Profilerにあります。 ICCプロファイルをICCバージョン4に従って作成してください。この設定は、i1Profilerソフトウェアの [プロファイル設定] ステップににあります。
上記のアドバイスで解決しない場合、エックスライト社のサポートhttp://www.xrite.com/contact_us.aspx までお問い合わせください。