輝度は、特定の範囲および方向における光の強度です。輝度は客観的に測定が可能な属性です。単位はカンデラ/平米(cd/m2)です。従って、輝度をcd/m2で測定することによって異なるモニタを同じ輝度の強度に調整することができます。輝度に関する詳細はhttp://www.crompton.com/wa3dsp/light/lumin.htmlをご覧ください。
ブライトネスは光の非主観的な属性です。モニタは、大変暗い光から大変明るい光のレベルに調整することができます。ブライトネスは知覚するもので、客観的には測定できません。(但し%などで比例)
それでは、色彩計や分光測色計はブライトネスを調整する際どんな作業をしているのでしょうか?ブライトネスカーブのスターティングポイントであるブラックポイントを評価しています。2つの大変近いブラックパッチが測定されます。測色計が2つのブラックパッチ間にわずかでも差が測定できた時点で、ブライトネスの最良レベルが認識されます。測定差がなければブライトネスのレベルが低すぎることを表し、差が大きすぎれば高すぎることを表します。