XDS エラー「Cannot Configure Requested Transport」（要求されたトランスポートを設定できません）

RS232 コミュニケーションは数々の要領で悪影響を受けることがあります。 機器とソフトウェアのインターフェースが正しくない場合に調べる内容を下記に表記しています。 製品を問わずトラブルシューティング時には、他の全てのアプリケーションを終了し、影響をおよぼす要素を低減してください。 通信が復元されたら、原因を判明するためにこれら他の項目を追加します。

• パームパイロット （またその様な機器：スキャナ、カメラ、シリアルプリンタ等）
  • パームや同類の製品はシリアル（RS232）あるいは USB のいずれかでインターフェースを行います。 シリアルコミュニケーションのルールとして、シリアルインターフェースのポートには1つのソフトウェアしかアクセスすることができません。 そのため、パームに通信エラーがよく発生するのです。 疑わしい時はパームのレシーバーを OFF にしてください。これは通常、コンピュータのシステムトレイで行います。
• 内蔵モデム
  • これらのシリアル機器です。 コンピュータの起動時に初期化され、リソースを独占するため、他のシリアル機器が使用できなくなります。 解決法： [1] Windows の「デバイスマネージャー」を使用して機器を無効に設定、[2] モデムがプラグインボードにあれば完全に取り外す、[3] モデムの IRQ 数または COM 設定（COM1、COM2、COM3 等）を変更する、[3] BIOS または他のソフトウェアのユーティリティでモデムを OFF にする。
• ウィルス対策ソフトウェア
  • 理論として対立することはないと思われますが、これが常に正しいということはありません。 正しく開発されていないソフトウェアは、中断処理（ほぼ全てのシリアルコミュニケーションは IRQ 方法で処理されています）を長時間妨害するため、シリアルデータの全てまたは一部の流れが失われます。 一文字でも失うと、接続が解除されてしまう恐れがあります。
• BIOS エラー
  • BIOS システムで RS232 ポートが無効に設定されて出荷されるコンピュータはほとんどありません。 数十にもおよぶ BIOS の相違をここで説明することは難しいです。 従ってその他全てを試みた後、この要因を確認し、原因の可能性リストから削除するといいでしょう。
• ケーブル不良
  • ワイヤーは切断します。 回路図またはマルチメータがあれば、ケーブルの接続箇所を全て調べてください。 これらのツールがなければ、２つ目のケーブルを調べてください。
• ドライバーがない、または古い。
  • 各エックスライト機器は、それぞれのドライバーでサポートされています。 これらはフォルダ名「C:\Program Files\Common Files\X-Rite」に保存されています。 エックスライト機器に一致するドライバーがこの場所に存在することを確認してください。 ない、または古いと思われる場合は、japan@xrite.com までご連絡いただき、新しいバージョンを取得してください。

エックスライト社のアプリケーション社員は、「ハイパーターミナル」と呼ばれるMicrosoft プログラムに伴うインターフェースの問題を頻繁に診断します。 関連サポート下のリンクから、このプログラムを使用して基本的な接続を調べる方法を参照してください。