透過測定積分球測色計でヘイズ測定ができる!
ヘイズの測定にはASTM D1003に準拠したHAZEメータを使用します。
しかしながら、透過測定用ベンチトップ積分球分光測色計を使用することで、HAZEメータと良い相関性のあるデータを測定することが可能です。
*X-Rite 7600, 7800, 7860ではiColor Control(iQC/iMatch)と共に使用することでヘイズ測定機能をご利用いただけます。
透過/反射積分球分光計からヘイズ値を得るには、色彩管理ソフトウエアのColor iControlを使用します。
Color iControlの分光測色計メニューから「モードを選択」を選択します。
「キャリブレーションモードを選択」画面から「新しく追加」ボタンをクリック
キャリブレーションモードのプロパティ画面の反射/透過モードから「ヘイズ(透過)」を選択します。
サンプル値表示画面でマウスを右クリック、
表示されるドロップダウンリストから「プロパティ」を選択します。
表示色のプロパティ画面で「使用可能な属性」エリアのリストから「ヘイズ」を選択し、 「>>」ボタンをクリック、「ヘイズ」を「選択された属性」エリアに移動させます。
透過ポートには全透過測定位置にサンプルホルダーを取り付けます。
ポートには25㎜の透過用ポートを装着します。
キャリブレーションを実行すると白色透過基準色を反射ポートにあてて測定します。
反射ポートにブラックトラップをあててキャリブレーションを続行します。
サンプルを透過フォルダにセットし、白色透過基準色を反射ポートにあてて測定します。
サンプルを透過フォルダにセットしたまま、ブラックトラップを反射ポートにあてて測定します。
サンプルのヘイズ値が表示されます。