アズダ社のブランドパッケージはさまざまなサプライヤー、印刷プロセス、基材を使用して世界中で印刷されています。アズダ社の印刷専門家からなる小規模なチームでは、印刷品質を検証するために、すべてのサプライヤーに立ち会うことが現実的ではありませんでした。
7年前、アズダ社はデジタル カラー プログラムである、エックスライト社の品質管理ソフトウェア ColorCert Suiteを採用し、承認を合理化し、棚に並べたときに、一次・二次パッケージング印刷業者全体で、一貫性のあるブランドの存在感と品質保証を実現しました。
現在、アズダ社の承認済みの印刷業者の大多数は、プレスルームツールを導入し、ColorCertスコアカードサーバーに直接データを送信しています。アズダ社はプロセスカラー、ブランドカラー、オーバープリント、グレーバランスの許容範囲を決め、プロセスをコントロールします。印刷業者は、客観的かつ一貫性のある基準により、自社の印刷品質を評価・監視します。
アズダ社は最新版のColorCertスコアカードサーバーにアップグレード
エックスライト社は最近、ColorCert ScoreCard Server 2.0をリリースしました。この新しいリリースをブランド品質管理プログラムの一部として使用すると、印刷業者はダッシュボードや、自動かつカスタマイズされた品質レポートを作成できるようになります。
過去数か月間、アスダ社のチームはエックスライトの製品開発チームと密接にコミュニケーションをとり、最新版のColorCertスコアカードサーバーを使用し始めました。私たちは最近、アスダ社のシニアプリントマネージャーであるジェイソン・ギルマーティン氏と面会し、このプロジェクトについて話を聞きました。
エックスライト:ColorCertスコアカードサーバーの新しいリリースにはどのようなチャンスがあると思いますか?
アズダ社: 当社はColorCertを7年以上使用しており、大きな成功を収めています。実際、Color Certのおかげで、パッケージングの品質レベルを全体的に向上させることができました。一部の印刷業者にシステムを導入したところ、パフォーマンススコアが200%まで向上できました。(ユーザー導入事例はこちら)
食品と非食品のカテゴリーで試行錯誤し、実証されたカラー管理モデルを持つ私たちは、スコアカードサーバーの新しいリリースのテストと導入に協力したいと考えていました。セクター、基材、サプライヤーごとにカラーデータをさらに詳細に調整し、詳細を見逃すことなく、当社のレポートや分析の要件を正確に満たすことができるという点が気に入りました。
エックスライト:スコアカードの最新版への移行におけるエックスライト社との連携についてご説明いただけますか?
アズダ社:通常、大きな組織がこのようなプロジェクトに取り組むと、全体像を見失い、複数の関係者とのコミュニケーションや細かいことやり取りに多くの時間を費やし、何を達成しようとしているかわからなくなってしまいます。しかし、幸い、スコアカードサーバーの最新版のトライアルテストを行っていたさいには、そのようなことがありませんでした。
エックスライトは非常に熱心に取り組んでくれました。最初に、アズダ社がどのようにスコアカードサーバーを使用しているかを理解するため、複数のキックオフミーティングを行いました。そこで、何がうまく機能しているか、どの部分がうまくいっていないか、どこを改善できるか、何が不足しているか、などをお互いに確認しました。さらに、プロジェクトが進行するにつれて、エックスライトは当社の担当者とのコミュニケーションを密にとり、当社側では、新しい作業方法が何を意味するのか、ユーザーにどのような影響を与えるか、従来の方法と何が異なるか、などについて確実に理解するようにサポートしてくれました。
エックスライトは、当社の最初のリクエストとフィードバックに合わせて、最新版のリリースで利用可能なすべての新機能と特長を実演しました。このアプローチを通じ、弊社はベータテストの状態で参加できたという意味で、ユーザーグループも主要な変更を見られるようになりました。
エックスライト:複数の関係者との関わりがある、このような大規模なプロジェクトで、どのように把握していたのですか?
アズダ社: 最新版のスコアカードサーバーのベータテストを開始すると、エックスライトはプロジェクト進捗管理システムを利用しました。ここで、フラグが立てられたすべての問題とクエリの記録を保持し、進捗状況を確認するために一つの場所にまとめました。これにより、すべての関係者がプロジェクトのステータスを確認できるようになり、反復的な変更と修正に費やされたすべての作業が実証されました。
エックスライト:現在、アズダ社のColorCertスコアカードサーバーの最新版への移行状況は?
アズダ社: 過去数か月、アズダのチームは最新版のみを使用してきました。今月中には、完全に移行できる見込みです。繰り返しになりますが、この移行作業は非常に心配なことですが、十分に注意を払っていたため、問題は無いと思います。スコアカードサーバーのアップグレードを受け入れるのを楽しみにしています。
パッケージング供給チェーンの改善のための共同パートナーシップ
エックスライト社のColorCert プロダクトマネージャー、ジェイソン・キャンベルは、「アズダ社との緊密な協力により、最新版のスコアカードサーバーの機能を向上させ、ブランド、プリメディア、印刷プロダクションのマネージャーが印刷と生産全体におけるカラーパフォーマンスをリアルタイムで把握できる、最も高度かつ統合されたクラウドベースのプラットフォームになりました。高度なツールにより、特定のジョブを深く分析したり、印刷とパッケージングの間の色品質を比較でき、時間の経過に伴うトレンドを明らかにすることができます。」と述べました。
プロジェクトの進行に伴い、アズダ社とエックスライト社は、最新版のColorCertが両者だけでなく、パッケージ供給チェーン全体にポジティブな影響を与えるようにします。
もっと知りたい方へ
パッケージにおけるブランドカラーのコストについて、詳しく知りたい方は、 無料のホワイトペーパーをダウンロードしてください。従来の印刷プログラムに関連する問題や、デジタルカラーを追加する方法については、 こちらのブログ(デジタルカラー技術がパッケージングのタスクをどのように結びつけるかについて)をお読みください。
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